著者
小椋 純一
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.52, no.5, pp.37-42, 1988
被引用文献数
2 1

古い時代の植生景観を考える上で, 絵画は参考になるものであるが, それがどの程度の資料性をもっかを述べることはなかなか容易ではない。ここでは, 文化年間の京都一円の景観を描いた「帝都雅景一覧」をとりあげ, その景観を分析, 検討することにより, 当時の京都周辺山地の植生を考察した。その結果, その頃の京都周辺山地には, かなり低い植生の部分が広がっていた一方, 小さな孤立林がしばしば見られたものと考えられる。

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近世ではこうしたのを発見。ランドスケープ方面ではされているんな。https://t.co/p0sNwccGZl

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