- 著者
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高橋 健一
立堀 道昭
紫合 治
- 出版者
- 一般社団法人情報処理学会
- 雑誌
- 情報処理学会研究報告ソフトウェア工学(SE) (ISSN:09196072)
- 巻号頁・発行日
- vol.2006, no.35, pp.1-8, 2006-03-23
- 被引用文献数
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Webアプリケーションを再利用しWebサービスとして公開することは,開発コストの面からも大変有効である.本論文では,ページ遷移単位のWebサービス変換と,セッション情報のチェーンによるWebアプリケーション変換アーキテクチャを提案する.ページ遷移単位で変換されたWebサービスをBPELのようなフロー記述言語で繋ぐことにより,Webアプリケーションの提供するユースケース単位でのWebサービス公開と,拡張や変更に柔軟に対応可能なWebサービス変換を実現した.さらに,本アーキテクチャを実装したWebサービス変換フレームワーク「H2W」を開発した.最後に,実際に運用されている3種のWebアプリケーションに対して適用し,Webサービス変換に成功した.Developing Web Services from scratch is costly task. Converting Web Applications to Web Services are considered one of the most effective methods for Developing Web Services. This paper describes a framework named H2W that can be used for constructing Web Service Wrappers from existing Web Applications. We propose a page-transition-based decomposition model and page access model with context propagation. We have successfully developed Web Service wrapper applications for three real world Web Applications.