著者
中原 健志 佐藤 美紀子 紫合 治 並木 美太郎
雑誌
研究報告システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS) (ISSN:21888795)
巻号頁・発行日
vol.2015-OS-134, no.21, pp.1-8, 2015-07-28

近年,分散処理の利用場面が増えつつあるが,多くの分散処理系では専用のプログラムを書く必要があり,プログラム変更の手間が大きい.本稿では既存のコマンドを分散して実行する分散シェルについて述べる.本シェルではデータの分割,合成とネットワークを介して利用可能なパイプの機能を追加し,コマンドをネットワークで繋がっている複数台の計算機で分散実行することでプログラムを改変せず手軽に分散処理を実現することを検討した.コマンドの分散実行については,各種の位置透過性が必要であるが,これらを分散向け OS である Plan9[1] の分散透過性を用いることでシェルに実現する.
著者
青嶌恵倫香 颯佐達也 横塚慎太郎 横山正樹 紫合治
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.1, pp.715-717, 2012-03-06

冷蔵庫の食材の量や賞味期限をもとに,所有する食材を利用したレシピを検索するシステムについて報告する.近年,レシピ検索のアプリやサイトが増えている.種類は様々だが,それらは外出先でも手軽にレシピを調べることが出来るという利点がある.しかし,外出先でレシピ自体は検索できても,自宅にどんな食材があるかを自分自身が把握していなければいけないという欠点がある.本論文のシステムは,買ってきたものを登録し,管理することによって,所有する食材を使用するレシピを手軽に検索できるというものである.
著者
張 碩 紫合 治
雑誌
研究報告組込みシステム(EMB)
巻号頁・発行日
vol.2013-EMB-29, no.3, pp.1-8, 2013-05-20

システムの要求分析に UML を適用することがあるが,UML はもともとシステムの解決策を検討するツールであり,初期の分析では解決策ではなく問題そのものを扱う 「プロブレムフレーム」 が有効に使える.プロブレムフレームではもとの問題をいくつかのサブ問題に分割することを推奨するが,サブ問題の規定の仕方,その振舞いの規定方法については特に明示されていない.ここでは,プロブレムフレームのサブ問題の規定にシーケンス図を使う方式について述べ,この方式を支援するシステムについて説明する.
著者
新田 恭平 雨貝 翔平 山口 直哉 紫合 治
雑誌
第79回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, no.1, pp.457-458, 2017-03-16

自走ロボットのプログラムを開発する際、移動距離と回転角度によって位置を推定することができるが、地面と車輪の間の滑りや壁への衝突等によってロボットが認識している移動距離や角度に誤差が生じる。そこで、ロボットの動きを、実行時のログファイルと実際の動作の動画の2つからアニメーション形式で再現し、誤差の修正を容易にする環境を作成する。
著者
村山 優弥 紫合 治
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告ソフトウェア工学(SE)
巻号頁・発行日
vol.2015, no.20, pp.1-8, 2015-03-05

本論文では iPhone と Android アプリケーションを同時に作成する手法とツールについて報告する.まず,Android と iPhone のユーザインタフェースが類似していることに着目し,見た目や動作が似通っている箇所をツール上では同一のものとした.詳細の違いはツール独自の規格に当てはめることで共通化を行った.見た目や動作の類似点から共通化を行っているため本ツールでの開発は共通化された GUI(Graphical User Interface) によって,視覚的に設計を行ったのち,システムが自動的に Android と iPhone のソースコードを生成する.生成したソースコードを eclipse や Xcode などの各開発環境に渡すことでアプリケーションを完成させる.This paper presents a method and a tool to develop a smart phone application both on Android and iPhone simultaneously. The common graphical elements for Android and iPhone, like button, label and text, are defined as the GUI tool elements to design the application user interface. The tool automatically generates the corresponding source codes in Java for Android and in Objective-C for iPhone simultaneously, which will be transferred to the eclipse for Android and the Xcode for iPhone to build the applications.
著者
高橋 健一 立堀 道昭 紫合 治
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告ソフトウェア工学(SE) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2006, no.35, pp.1-8, 2006-03-23
被引用文献数
1

Webアプリケーションを再利用しWebサービスとして公開することは,開発コストの面からも大変有効である.本論文では,ページ遷移単位のWebサービス変換と,セッション情報のチェーンによるWebアプリケーション変換アーキテクチャを提案する.ページ遷移単位で変換されたWebサービスをBPELのようなフロー記述言語で繋ぐことにより,Webアプリケーションの提供するユースケース単位でのWebサービス公開と,拡張や変更に柔軟に対応可能なWebサービス変換を実現した.さらに,本アーキテクチャを実装したWebサービス変換フレームワーク「H2W」を開発した.最後に,実際に運用されている3種のWebアプリケーションに対して適用し,Webサービス変換に成功した.Developing Web Services from scratch is costly task. Converting Web Applications to Web Services are considered one of the most effective methods for Developing Web Services. This paper describes a framework named H2W that can be used for constructing Web Service Wrappers from existing Web Applications. We propose a page-transition-based decomposition model and page access model with context propagation. We have successfully developed Web Service wrapper applications for three real world Web Applications.
著者
惣宇利卓寛 紫合 治
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告ソフトウェア工学(SE) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.97, pp.15-22, 2007-09-27

本論文では、既存の Web アプリケーションに HTML タグの属性を付加することによって、求める Web サービスを簡単に構築する方式について提案する。この方式は、従来の Web ラッパー方式に比べて、Web アプリケーション自身に手を加えることが必要という問題I土あるが、頻繁に行われる Web ページの改訂に対しても確実に誤りなくデータ抽出できるため、より実用性が高いといえる。また、複数の Web ページにまたがるデータ抽出も容易にできる。この方式による Web サービス変換システムを開発し、既存の Web サイトから Web サービスが容易に構築できることを確認した。This paper proposes a new method and a system to obtain required Web services by converting existing Web applications into Web services using new HTML tag attributes. This method extracts requested data from Web pages correctly and precisely when the original Web application is modified, while existing Web page wrapping method frequently requires the rule changes. Also the proposed method can treat multi-paged data extraction effectively. We have developed the Web service conversion system based on the proposed method, and recognized that the method successfully converts existing Web applications into required Web services.