著者
上田 洋 村上 晴美
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告データベースシステム(DBS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2006, no.59, pp.17-24, 2006-05-30

蔵書検索のために,ユーザの入力文字列に関連する件名を提案する手法を検討した.本手法では,Wikipedia Amazon Web Service GoogleのWeb情報源を用いて検索質問を拡張することにより,BSH4件名標目を提案する.コンピュータ用語を入力文字列とした実験の結果,出力された件名の関連度が一定水準以上であったこと Web情報源の統合使用は単体使用よりも有効であったこと OPACのデータを用いる手法と比べて遜色のない件名が出力できたこと,がわかった.また,コンピュータ用語や流行語を入力文字列とした実験の結果 OPACのデータを用いる手法では件名が提示されない場合に本法は提示できることを確認した.We propose a method to suggest BSH4 subject headings by expanding query according to user's input using such Web information sources as Wildpedia,AmazonWebService(AWS),and Google.Experimental results revealed the following,When computer terms were input,suggested headings were related to the input term;isuggested subject headings were better than we used a mixture of Wildpedia,AWS and Google han When we just used one of them;suggested subject headings were not inferior to those suggested by othermethods that use OPAC data.We also confirmed that when computer and buzz terms were input,our method can suggest subject headings where other methods cannot.

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[library][webservice] 検索語に対する件名一覧をWeb情報源(Wikipedia,Amazon,Google)で代替してみようという話。重み付けがされているあたりぬかりないけど、2単語以上による検索など実使用に耐えうるか試して欲しいですね
[library][webservice] 検索語に対する件名一覧をWeb情報源(Wikipedia,Amazon,Google)で代替してみようという話。重み付けがされているあたりぬかりないけど、2単語以上による検索など実使用に耐えうるか試して欲しいですね

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こんな論文どうですか? 蔵書検索のためのWeb情報源を用いた件名の提案(情報検索・情報解析)(上田洋ほか),2006 http://id.CiNii.jp/UVgTL
こんな論文どうですか? 蔵書検索のためのWeb情報源を用いた件名の提案(情報検索・情報解析)(上田洋ほか),2006 http://id.CiNii.jp/UVgTL
「蔵書検索のためのWeb情報源を用いた件名の提案(情報検索・情報解析)」読んでる。http://ci.nii.ac.jp/naid/110004849287/

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