著者
村田 和義 中野 有紀子 榎本 美香 有本 泰子 朝 康博 佐川 浩彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. HIP, ヒューマン情報処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.610, pp.25-30, 2007-03-16

マルチモーダルコミュニケーションでは,音声,ジェスチャ,オブジェクト操作など異なるモダリティーの振る舞いが同時にかつ適切なタイミングで生じている.本研究では特にテレビパソコン操作時におけるマルチモーダル対話型ヘルプエージェントに注目する.まずWizard-of-Oz法を用いて利用者-ヘルプエージェント間の対話例を収集し,対話的なヘルプエージェントでは利用者の状態の確認とそれに伴う補助的な説明が行われることを示す.さらに利用者-エージェント間の対話状態を予測するための確率モデルをベイジアンネットワークにより構築し,ヘルプエージェントが補助的な説明を行う最適なタイミングの予測を行う.

言及状況

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こんな論文どうですか? ベイジアンネットワークによるマルチモーダル対話の状態予測 : ユーザとヘルプエージェントとの会話のモデル化を目指して(ヒューマンコミュニケーショングループ(HC(村田 和義ほか),2007 http://id.CiNii.jp/aNiZL

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