著者
越地 福朗 江口 俊哉 佐藤 幸一 越地 耕二
出版者
社団法人エレクトロニクス実装学会
雑誌
エレクトロニクス実装学会誌 (ISSN:13439677)
巻号頁・発行日
vol.10, no.3, pp.200-211, 2007-05-01
参考文献数
17
被引用文献数
5

本稿では,半円と台形の放射板を有する半円台形不平衡ダイポールアンテナを提案する。はじめに,電磁界解析により放射板形状の検討を行い,半円と台形の放射板の組み合わせの時に効果的に広帯域化されることを示す。次に,携帯機器への組み込みを考え,マイクロストリップ線路を用いて給電する場合を検討し,VSWR特性および指向性を劣化させることなく給電が可能であることを示す。最後に,実際にアンテナを試作し,実験により特性を評価し,提案するアンテナの有効性を確認している。その結果,提案した半円台形不平衡ダイポールアンテナは,UWBの周波数帯域を含む2.8〜11.5GHzでVSWR≦2.0(帯域幅122%),指向性利得は-3.8〜5.0dBiであり,交差偏波比は15dB以上の良好な特性を得た。

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こんな論文どうですか? UWB用半円台形不平衡ダイポールアンテナの提案と検討(越地 福朗ほか),2007 http://t.co/npqFhLi5SM
こんな論文どうですか? UWB用半円台形不平衡ダイポールアンテナの提案と検討(越地福朗ほか),2007 http://id.CiNii.jp/aNtmL

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