著者
戸川 聡 金西 計英 矢野 米雄
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TM, テレコミュニケーションマネジメント (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.30, pp.99-104, 2007-05-03
被引用文献数
1

Peer-to-Peer(P2P)型ファイル共有コミュニティへの情報漏洩が社会問題になっている.Winnyなどのファイル共有ソフトウエアに感染する暴露ウイルスにより,コンピュータ内部のファイルがファイル共有ネットワークへ漏洩する.これらの状況から大学や企業のキャンパスネットワークでは,P2Pファイル共有ソフトウエアの利用を禁止している.しかし現実にはP2Pファイル共有が行われている場合がある.これを制限する場合,既存のフィルタリング技術では実現が困難であり,結果として管理者はトラフィックを常時監視し,P2Pファイル共有通信の存在を認識しなければならない.本稿では,ネットワーク管理者が行うP2Pファイル共有通信の検出作業を,トラフィックマイニングと可視化により支援するシステムを構築した.そして,実際にP2Pファイル共有プログラムが発するトラフィックを含む全体のトラフィックを可視化し,有効性を検証した.

言及状況

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こんな論文どうですか? トラフィックマイニングと可視化によるPeer-to-Peerファイル共有検出支援システムの構築(サービス管理・ビジネス管理,料金管理,及び一,2007 http://ci.nii.ac.jp/naid/110006290415 Peer-to-Peer(P

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