著者
三浦 麻子
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会誌 (ISSN:09135693)
巻号頁・発行日
vol.91, no.2, pp.137-141, 2008-02-01

インターネットというコミュニケーションメディアが誕生して30有余年が経過し,様々な点で対面コミュニケーションと比べた劣位性を指摘されながらも,多くの人々がネットを介したコミュニケーションを積極的に受け入れ,活用し,多くのメディア形態を進化させてきた.特に最近注目されているプログ,SNSなどでは,ネットコミュニティでの自己表現と他者との交流が盛んである.こうしたコミュニティで生じるポジティブ・ネガティブ両方の事象を採り上げ,対人コミュニケーション行動と心理との関係について,社会心理学の実証的研究を紹介しながら解説する.

言及状況

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その理由は、概ね分かってきていますよ。 https://ci.nii.ac.jp/naid/110006572281 Zimbardoは、匿名性が保障されたり責任が分散した状況におかれた個人は、 自己規制能力が低下するために、 通常の社会的規範(守るべきルール) を守らず、 非合理的で衝動的な行動に走りやすく、またそれが周囲の他者に伝染しやすくなることを、模擬監獄を使った実験で実 ...
詳細はたくさん説明できます。 https://ci.nii.ac.jp/naid/110006572281 ネットコミュニティにおけるコミュニケーション(CMC:Computer-Mediated Communication)は、対面のそれ(FtF:Face-to-Face communication)とは異なる特性を持っており、それらが引き起こすポジティブ/ネガティブ両方の事象が数多 ...

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