著者
藤井 義久
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
vol.30, no.4, pp.387-395, 2007
参考文献数
10
被引用文献数
5

本研究の目的は,「国際版情報リテラシー尺度」を開発し,中学生の情報リテラシー水準の国際比較を行うとともに,情報リテラシー水準を高める要因について検討することである.調査対象者は,日本,スウェーデン,フィンランド,デンマークの公立学校に通う中学生,計1144名である.項目分析及び因子分析の結果,8つの下位尺度(関心・意欲,基礎操作能力,情報収集能力,数学的思考能力,情報整理能力,応用操作能力,態度,知識・理解),計32項目から成る「国際版情報リテラシー尺度」を開発し,本尺度には一定の信頼性,妥当性が備わっていることを確認した.その尺度を用いて,青少年の情報リテラシー水準は,調査対象国中,日本が最も低く,特に,プログラミングやプレゼンテーション,ホームページの作成といった,パソコンの応用操作能力が極めて低いことが明らかになった.さらに,パソコンに接する時間や読書時間は,特に青少年の情報リテラシー水準と関連していることがわかった.

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こんな論文どうですか? 青少年の情報リテラシーに関する評価尺度の開発 : 日本と北欧諸国の中学生を対象にして(藤井 義久),2007 https://t.co/Qso9GAZZAZ
@suttokodokkoy ありがとうございます!こんな資料あるんですね! http://t.co/XhGAlqoQJQ
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@koi_zoom1 ざっくり検索かけてみたらこんな資料も。 http://t.co/44Hhl3MQHX …392〜393ページの「F6 応用捜査能力」における北欧との差。
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