著者
高橋 薫
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.73-76, 2006
参考文献数
6

本研究では作文過程での内省を促すツールとして作文ソフト「ひらめきライター」を使用し,同ソフトを使用して書いた意見文(実験群)と,手書きで原稿用紙に書いた意見文(統制群)とを比較した.その結果,実験群の作文は,意見文の課題の要請に応じた作文を書いていることが分かった.また,意見文の論証の型の分析から,実験群は読み手を考慮し,事実と意見を区別するなど,より高度な論証を行っていることが明らかになった.

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@askoma 条件統制と評価の困難さからか、ICTを利用した初等中等教育における文章生成研究というのは、非常に少ないですね。私が知っているのはこの研究くらいです。これはなかなか興味深い研究でした。 http://t.co/uY2rgMsIFF
@askoma 条件統制と評価の困難さからか、ICTを利用した初等中等教育における文章生成研究というのは、非常に少ないですね。私が知っているのはこの研究くらいです。これはなかなか興味深い研究でした。 http://t.co/uY2rgMsIFF

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