著者
繁田 脩 鏡 慎吾 橋本 浩一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. USN, ユビキタス・センサネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.43, pp.13-18, 2008-05-15

本研究では,カメラが得た運動情報と,加速度センサが得た情報との時間相関に基づいて,視野内の複数の運動物体の中から加速度センサを有する物体を識別するための技術を提案する.カメラと加速度センサの間には未知の時間遅れが存在するので,この時間遅れを考慮したうえで対応付けを求めるため,正規化相互相関を利用する.また,加速度センサの座標系が未知であるので,カメラから得られる運動情報に重力加速度の成分を加え,さらに座標系に依存しない値である加速度のノルムを用いて対応付けを行う.実験により,3人の歩行者の中からセンサを持つ人を識別できること,3人の手の動きの中からセンサを握った手を識別できることを示した.

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こんな論文どうですか? 加速度センサを有する運動物体の固定カメラ視野内における識別(ユビキタス・センサネットワークを支える理論,一般)(繁田脩ほか),2008 http://id.CiNii.jp/cxHqL
こんな論文どうですか? 加速度センサを有する運動物体の固定カメラ視野内における識別(ユビキタス・センサネットワークを支える理論,一般),2008 http://ci.nii.ac.jp/naid/110006862016

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