- 著者
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加藤 剛
井庭 崇
- 出版者
- 一般社団法人情報処理学会
- 雑誌
- 情報処理学会研究報告数理モデル化と問題解決(MPS) (ISSN:09196072)
- 巻号頁・発行日
- vol.2008, no.85, pp.47-50, 2008-09-11
- 被引用文献数
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本論文では,コンセプトメイキングを支援するための 「コンセプトメイキング・パターン」 を提案する. 「コンセプトメイキング・パターン」 とは,コンセプトメイキングにおいて繰り返しぶつかる壁と,その壁を乗り越えるためのヒントを, 「パターン・ランゲージ」 の手法を用いて記述したものである.本論文では,提案した 「コンセプトメイキング・パターン」 を大学初年次教育に導入し,その履修者からのフィードバックを分析することで,本提案の有効性についての評価を行う.In this paper, we propose a pattern language for concept making. Each pattern consists of a frequent problem and its solution in concept making. In this paper, we show two examples from 20 patterns and effectiveness by analyzing feedbacks from university students. Our aim is to support activities in making concept and also provide a tool for project members to communicate about their activities of concept making .