著者
松本 忠博 加藤 三保子 池田 尚志
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.170, pp.61-66, 2008-07-20

SignWritingは,音声言語における文字と同様に,日常の様々な用途で手話を読み書きするためにSuttonが考案した手話の書記法である.SignWritingでは手の形や動き,顔の表情などを表す図像的な記号を使って手話を表現するが,多くの記号の中から適切な記号を選び,単語を構成するのは,とくに初心者にとって時間を要する作業である.我々は計算機での入力・処理に適した手話表記法を提案している.本稿ではこの表記法で書かれた手話文を入力とし,そのSignWriting表現を自動生成することで,SignWritingによる手話記述を支援するシステムについて述べる.手話単語は手の形,位置,動き,顔の表情など複数の要素で構成されており,各要素の変化(語形変化)によって,語彙的・文法的な意味が付加される.それらの変化に対してもできる限り自動的に対応するようにしている.

言及状況

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調べたら自動生成の試みもあるんですね http://ci.nii.ac.jp/naid/110006989891 RT @SL_at_IDE: と言うか、新手のものですね。一番、広がっていて有名で本も出ているのは、Sign Writingというやつなのですが。

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