著者
柳内 隆
出版者
近畿大学法学会
雑誌
近畿大学法学 (ISSN:09164537)
巻号頁・発行日
vol.55, no.4, pp.1-36, 2008-03

[目次]はじめに, 1章.カントについて (1)カントの「自然法則」 (2)自由について (3)責任について (4)定言命法, 2章.ロールズの正義 (1)功利主義への批判 (2)原初状態 (3)正義の二原理 (4)定言命法の手続き (5)「格差原理」と「反照的均衡」 (6)カントに対する距離 3章.ポスト・モダン(フーコー)とロールズ, おわりに

言及状況

Twitter (2 users, 6 posts, 0 favorites)

「カントにとって、他者は「物自体」でしかないが、ロールズにとって他者は「物自体」であると同時に、この世界で生きる多様で複雑な経験的人間(現象的自我)でもある」(柳内隆「正義の根拠」http://t.co/mUx1a96oSK)。ん、ここ面白いな。
「カントにとって、他者は「物自体」でしかないが、ロールズにとって他者は「物自体」であると同時に、この世界で生きる多様で複雑な経験的人間(現象的自我)でもある」(柳内隆「正義の根拠」http://t.co/mUx1a96oSK)。ん、ここ面白いな。
「反照的均衡」は現実の社会的自然的偶然性という経験的諸条件のなかで生きる人間の判断という他律の位相と、無知のヴェールや、それに基づく背景理論(「秩序ある社会」)という自律の位相が混在している。 by柳内隆「正義の根拠」http://t.co/mUx1a96oSK
「反照的均衡」は現実の社会的自然的偶然性という経験的諸条件のなかで生きる人間の判断という他律の位相と、無知のヴェールや、それに基づく背景理論(「秩序ある社会」)という自律の位相が混在している。 by柳内隆「正義の根拠」http://t.co/mUx1a96oSK

収集済み URL リスト