著者
岡野 節子 岩崎 ひろ子
出版者
鈴鹿大学短期大学部
雑誌
鈴鹿国際大学短期大学部紀要 (ISSN:13450085)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.69-75, 1999

鈴鹿市国府地区・平野町に伝承されている食文化「そうめんぬた」について探訪し,次の結果を得た。1.「そうめんぬた」は核家族世帯より複合家族の世帯に多く,日常的に調理されている。2.「そうめんぬた」の供食目的については法事食が最も多くみられ,次いで日常食としてであった。3.「そうめんぬた」に用いる材料(主材料・副材料)については,古くから伝承されてきた材料は,時代の嗜好変化とともに少しずつ変わってきている。4.「そうめんぬた」の供食法についてはご飯と一緒に食べることが多く,ご飯のおかずの一献立としている。嗜好状況について家族全員に好まれている。5.「そうめんぬた」の嗜好は年齢が高くなるにしたがって,「大好き」が増加している。6.その他,平野町に伝承される食文化に「どうかんだんご」がある。「天王祭」の伝承は住民あげて参加をしている。また,この祭事には必ず「どうかんだんご」を各家で作ったり,店で購入して行事食として伝承されている。

言及状況

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こんな論文どうですか? 鈴鹿市における伝承食文化(第3報) : 国府地区・平野町の食文化,1999 http://ci.nii.ac.jp/naid/110007042317
こんな論文どうですか? 鈴鹿市における伝承食文化(第3報) : 国府地区・平野町の食文化,1999 http://ci.nii.ac.jp/naid/110007042317 鈴鹿市国府地区・平野町に伝承されている食文化「そうめんぬた」について探訪し,次の結果を得た。1.「そうめ

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