著者
田中 圭介
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会誌 (ISSN:09135693)
巻号頁・発行日
vol.92, no.2, pp.90-96, 2009-02-01

特定領域研究「新世代の計算限界-その解明と打破-」(領域代表者:岩間一雄)の主な対象である計算理論における重要な応用分野として暗号理論がある.この暗号理論において,公開鍵暗号や署名などに対して,個人のプライバシーを対象とした匿名性と呼ばれる性質が考察されている.公開鍵暗号が匿名性を満たすとは,暗号文を見ても,それがどの受信者へのものであるか(だれの公開鍵で暗号化されたか)見分けがつかないときをいう.また,署名方式が匿名性を満たすとは,メッセージと署名のペアを見ても,それがどの署名者が作成したペアであるか見分けがつかないときをいう.ここでは,RSAベースの方式に対して,このような匿名性を得るために用いられる主要なアルゴリズムテクニックについて紹介する.

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RSAベースの公開鍵暗号方式及び著名方式に対して,匿名性を得る為の技術として4つの方法を紹介する.またこれらの4つの技術を適用した公開鍵暗号方式,否認不可著名方式,Confirmer著名方式,リング著名に関してその性質を説明するhttp://t.co/b1sVXN1LA1 IM

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