- 著者
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今村 文彦
- 出版者
- 一般社団法人電子情報通信学会
- 雑誌
- 電子情報通信学会誌 (ISSN:09135693)
- 巻号頁・発行日
- vol.92, no.3, pp.198-202, 2009-03-01
我が国では,50年以上も前から地震観測に基づく津波警報システムが稼動し,現在では,地震発生直後に,津波の高さや到達時間を定量的に予測し,その結果はメディアなどを通じて提供されている.これに基づき,適切な避難を実行すれば津波による人的な被害はゼロにすることも可能であるが,実態として,現在の我が国ではわずか1割しか避難できていない.何をどのように改善したらよいであろうか?