著者
島野 達雄 湯城 吉信
出版者
大阪府立工業高等専門学校
雑誌
大阪府立工業高等専門学校研究紀要 (ISSN:0387365X)
巻号頁・発行日
vol.41, pp.25-28, 2007-07
被引用文献数
1

返り点や連結記号がついている漢文の文法的構造は、一般順序点や空の漢字列の概念の導入により、有限個の基本形式からなる、並置構造と入れ子構造の二種に分類できる。数学的に与えた基本形式に対し、連接を用いて返読写像を再帰的に定義すると、返接を用いて定義したカッコつき表示と等しいことが数学的帰納法により証明できる。同時に、これらは訓読の木とよぶグラフと一対一に対応している。

言及状況

Twitter (3 users, 4 posts, 0 favorites)

島野達雄、湯城吉信著 RT @AkioShimogoori: 漢文訓読の数学的構造について http://ci.nii.ac.jp/naid/110007144438
漢文訓読の数学的構造について http://ci.nii.ac.jp/naid/110007144438

収集済み URL リスト