著者
奥本 素子 加藤 浩
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
vol.33, no.1, pp.11-21, 2009
被引用文献数
4

美術館初心者が美術館での学習につまずく原因の一つに,美術館展示から意味を構築する能力である博物館リテラシーが不足していることがあげられる.そこで,本研究では初心者の博物館リテラシーの不足を補うため,演繹的に作品を解釈できるように作品理解の観点を教授する博物館認知オリエンテーション(Cognitive Orientation of Museum:COM)という博物館学習支援モデルを提案する.本研究では,そのCOMの博物館学習における有効性を明らかにするために,COMに沿った学習教材を開発し,一般的な解説教材と比較し,その効果を検証した.

言及状況

外部データベース (DOI)

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[via:twitter] 前もつぶやいた気がしますが、初心者が展示を見るための学習教材開発。博物館の学習がいかにあるべきかについての論文です。奥本2009「美術館学習初心者のための博物館認知オリエンテーションモデルの提案」http://bit.ly/bgrsRN – Tomoki Hirano / 平野智紀 (tomokihirano) http://twitter.com/tomokihirano/statuses/25213973949

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