著者
山田 政寛 北村 智
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
vol.33, no.3, pp.353-362, 2010
参考文献数
38
被引用文献数
1

教育学習研究において社会的存在感が着目されてきている.社会的存在感は学習意欲の向上や学習満足度の向上に対して有効であるとされているが,これらの知見は1つの社会的存在感の概念で説明されたものではない.社会的存在感の考え方が複数存在し,その違いによって研究知見も異なる.システムデザインや協調学習の評価のためには,「社会的存在感」に関する考え方や知見が整理されていることが望ましい.本稿では「社会的存在感」概念に関する考え方をSHORTらの考え方,GUNAWARDENA,TUらの考え方,GARRISONらの考え方に大別し,それぞれの考え方ごとにどのような研究が行なわれているのかを整理する.またその3つの考え方にもとづく測定法を整理することで「社会的存在感」概念が何の評価に関わるのかを議論する.

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今日のエントリーシートのセミナーで、私の研究に興味があるという学生さんがいて、論文が読みたいとのことなので、@satkit さんと書いた資料論文を送った。たいしたもんだ。 CSCL研究における「社会的存在感」概念に関する一検討 http://t.co/8GPqRmGq
今日のエントリーシートのセミナーで、私の研究に興味があるという学生さんがいて、論文が読みたいとのことなので、@satkit さんと書いた資料論文を送った。たいしたもんだ。 CSCL研究における「社会的存在感」概念に関する一検討 http://t.co/8GPqRmGq

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