著者
清水 公男 板倉 亨 古宮 照雄
出版者
木更津工業高等専門学校
雑誌
木更津工業高等専門学校紀要 (ISSN:02857901)
巻号頁・発行日
vol.43, pp.61-80, 2010-02

カリーの本論文は『マクベス』の魔女とは何かを端緒として、エリザベス朝において激烈な論争となっていた神、悪魔、亡霊、魔女などの意味を、キリスト教神学ならびに新プラトン主義を核にして辿ったものである。魔女は民間信仰にとどまらず、古代異教の神の変容であり、新プラトン主義の流出宇宙論に由来するダイモーンに連なる。神学的背景から見た悪の形而上的な世界の意味が、多くの文献に依拠して、詳細に解明されている。

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鍵RT CiNii 論文 - W・C・カリー『シェイクスピアの哲学の型』第3章「マクベスの悪魔的形而上学」の翻訳 http://t.co/qTrqOvJVms … #CiNii
CiNii 論文 -  W・C・カリー『シェイクスピアの哲学の型』第3章「マクベスの悪魔的形而上学」の翻訳 http://t.co/aIk0yMNZ4r #CiNii

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