著者
平安 隆雄
出版者
木更津工業高等専門学校
雑誌
木更津工業高等専門学校紀要 (ISSN:02857901)
巻号頁・発行日
no.30, pp.53-70, 1997

Toward the end of the Pacific War, Japanese Navy built 189 escort vessels. These escorts engaged in guarding the merchant marines which sailed from oversea territories against US submarine attacks. Almost all escorts were lost during the war, but out of all Japanese imperial vessels only SHIGA still survives at Chiba City. SHIGA, changed her duty and her name to KOJIMA, had taken the role as a community center until 1993. Now it is said that she is going to be scrapped.
著者
小澤 健志 間 晃郎 古宮 照雄
出版者
木更津工業高等専門学校
雑誌
木更津工業高等専門学校紀要 (ISSN:2188921X)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.133-143, 2009-01

ヘカテは、シェイクスピアの『マクベス』に登場する魔女の首領の名である。ブリッグズはイギリスにおける魔女と魔女裁判について、学者の理論によるよりも、むしろ民俗学的な手法、即ち当時の魔女裁判の記録などを入念に調べることで、魔女の実像を浮かび上がらせようとしている。この論考では、魔女裁判の実状を、「使い魔」「呪詛」「悪魔憑き」「サバト」「子供の告発」などに亘って論じ、最後に魔女狩りと大衆心理の解剖にまで及んでいる。
著者
鈴木 聡
出版者
木更津工業高等専門学校
雑誌
木更津工業高等専門学校紀要 (ISSN:2188921X)
巻号頁・発行日
vol.47, pp.23-28, 2014-03-31

A PID temperature control system was built with a Peltier device and an educational visual programming language called Scratch. Homemade interface board using PIC18F2550 microcontroller with USB interface was included in the PID control system. The Peltier device was connected to the interface board via an H bridge circuit. Highly precise temperature control was performed using a feedback circuit with a thermistor and PI algorithm. Developed system can be applied to a cooling module for semiconductor devices and a teaching material for instrumentation and control engineering.
著者
武長 玄次郎 廣田 純子 古宮 照雄
出版者
木更津工業高等専門学校
雑誌
木更津工業高等専門学校紀要 (ISSN:2188921X)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.175-191, 2007-01

第1章ではヘンリー八世時代の経済の混乱とイギリス海洋精神の発揮、第2章では大商人の援助による海上貿易活動とイギリス帝国の形成、第3章はエリザベス朝演劇の世俗的傾向と、宗教から見たギリシャ劇との比較、第4章ではヨーロッパ文化の精華としてのイタリア・ルネサンスの意義とそのイングランドへの影響、科学的精神と結び付きながらも、科学対非科学という近代社会的対立に陥らなかった独自の文化概念を述べている。
著者
中村 強 小平 真次 石井 孝一 石井 孝一
出版者
木更津工業高等専門学校
雑誌
木更津工業高等専門学校紀要 (ISSN:2188921X)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.97-99, 1976-03

Radiometric observation of a total lunar eclipse were carried out on November 29, 1974, at the wave length of 6.0 mm. Eclipse cooling curue obtained for the region of arguments 15' at the mean field of the center on the moon. The curve showed the result that the region indicates maxmum temperature decreases of (4.7±0,6)%. Cooling rate was measured approximately 4.6゜K/hour.
著者
山本 長紀
出版者
木更津工業高等専門学校
雑誌
木更津工業高等専門学校紀要 (ISSN:2188921X)
巻号頁・発行日
vol.49, pp.119-126, 2016-01-29

The aim of this report is to describe a practice of supporting students' English vocabulary learning in National Institute of Technology, Kisarazu College in the financial year 2015. The practice tries to alter students' learning from temporary learning to continuous or repeated learning. A survey is carried out in order to find students' changes of their perceptions about vocabulary learning through the practice. Quantitative text analysis by KH Coder discovers that the students try to learn vocabularies repeatedly with various kinds of learning methodology. The analysis also finds that the students have noticed knowledge connections between English vocabulary learning and contents of other subjects.
著者
小澤 健志 間 晃郎 古宮 照雄
出版者
木更津工業高等専門学校
雑誌
木更津工業高等専門学校紀要 (ISSN:02857901)
巻号頁・発行日
vol.43, pp.45-52, 2010-02

16世紀末になると、魔女狩の非合理性を批判する懐疑主義が台頭し、レジナルド・スコットらが著作を世に問うた。これに対して、ジェイムズ一世は、スコットランド王時代の1597年に『魔神論』で応え、17世紀初期英国民の間に魔女熱を昂揚させた。続くチャールズ一世治下では、魔女に関する出版は低調だったが、清教徒革命期に論争は再燃し、妖術に関する著作も盛んに刊行された。しかし時代の潮流はすでに逆転しており、やがて懐疑派が実在派を凌ぐようになった。
著者
瀬川 直美 間 晃郎 古宮 照雄
出版者
木更津工業高等専門学校
雑誌
木更津工業高等専門学校紀要 (ISSN:02857901)
巻号頁・発行日
vol.44, pp.93-111, 2011-02

シスルトン・ダイアーの『シェイクスピアのフォークロア』は、シェイクスピア作品を民俗学の視点から解明した画期的な論考であり、その背景に織り込まれた民俗伝承を研究した先駆的業績である。第7章においては、鳥類を除く様々な動物にまつわる興味深い伝承や俗信が紹介されており、ここに訳出した(その1)では、サルからゾウまでが扱われている。西欧古典やキリスト教伝説などが引用され、古代人の風俗なども紹介されており、大変に興味深い内容である。
著者
清水 公男 板倉 亨 古宮 照雄
出版者
木更津工業高等専門学校
雑誌
木更津工業高等専門学校紀要 (ISSN:02857901)
巻号頁・発行日
vol.43, pp.61-80, 2010-02

カリーの本論文は『マクベス』の魔女とは何かを端緒として、エリザベス朝において激烈な論争となっていた神、悪魔、亡霊、魔女などの意味を、キリスト教神学ならびに新プラトン主義を核にして辿ったものである。魔女は民間信仰にとどまらず、古代異教の神の変容であり、新プラトン主義の流出宇宙論に由来するダイモーンに連なる。神学的背景から見た悪の形而上的な世界の意味が、多くの文献に依拠して、詳細に解明されている。
著者
清水 公男 上滝 圭介 古宮 照雄
出版者
木更津工業高等専門学校
雑誌
木更津工業高等専門学校紀要 (ISSN:2188921X)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.157-175, 2009-01

筆者クウィラ=クーチは、『ヴェニスの商人』のテキスト、材源、モチーフ、ユダヤ人問題、アントーニオ、ヴェネツィアの性格、バッサーニオ、バッサーニオの友人、ポーシャ、劇の結末などについて詳細な分析を行っている。材源の改変によって、ポーシャの性格が大きく変わる。また、マーロウの『マルタ島のユダヤ人』のバラバスと比較してシャイロックの特性を考察し、この劇を実に多面的に分析していて見事である。
著者
石出 忠輝 前野 一夫 劉 浩
出版者
木更津工業高等専門学校
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2016-04-01

本研究では,生物飛行の優位性を明らかにするために,主翼を柔軟な素材とし,ヒービング運動を付加した模型の空力特性を調査した.具体的には,ABS樹脂を造形剤とし三次元プリンタを用いて,翼幅及び翼弦方向にテーパを有する翼を種々製作し空気力測定を行った.その結果,翼幅及び翼弦方向共に,程良いテーパを与えると最大揚力係数が増加する事が確認できた.翼幅方向に適切なテーパを与えた場合,低迎角領域で揚抗比が大きくなることが見出された.空力特性と流体現象との関連性をPIVトリガー計測手法を用いて調査し,前縁剥離渦と後縁剥離渦との位置関係及びヒービング運動と空気力変動との位相差が重要である事が見出された.
著者
田所 勇樹
出版者
木更津工業高等専門学校
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2017-04-01

リーマン面のモジュライ空間とは,閉リーマン面,つまりコンパクトな複素1次元多様体を双正則同型により同一視した空間である.モジュライ空間は,複素解析学,微分位相幾何学,代数幾何学,物理学など様々な分野において,重要な研究対象とされてきた.本研究の目的は,リーマン面のモジュライ空間の局所的な構造を定量的に理解することにある.また,モジュライ空間に対して自然に定まるヴェイユ・ピーターソン体積は,多くの研究者によって解析されてきた.この体積の満たす漸化式の拡張として位相的漸化式が定まり,物理学者を中心に研究されている.本研究では,曲面の複素構造に依存して定まる周期,調和体積の解析的不変量と位相的漸化式を結びつけることにより,モジュライ空間の局所的な構造の定量的な理解を試みる.本年度は,昨年度に導出した,ある超楕円曲線,対称性の高いリーマン面の一つ,の点付き調和体積と拡大ジョンソン準同型の具体的な値をわかりやすく整理した.これらの結果をまとめた論文が専門誌に採択された.また,数理物理学で扱われる場の理論の離散化の一つとして,非線形シグマ模型を用いて離散リーマン面上のエネルギーを共同研究により導出した.より連続理論に近い離散リーマン面が近年定義され,我々はその定義を用いている.招待講演を含む各種研究集会において,点付き調和体積と拡大ジョンソン準同型に関する講演を行った.研究集会「リーマン面に関連する位相幾何学」,および,論文の精読とオリジナルの講演を組み合わせた研究集会「モジュライ空間と双曲幾何の進展」を共同開催した.
著者
大澤 寛 高橋 史大
出版者
木更津工業高等専門学校
雑誌
木更津工業高等専門学校紀要 (ISSN:2188921X)
巻号頁・発行日
vol.47, pp.9-13, 2014-03-31

In this paper, a very simple boost converter for solar cells made quasi MPPT ( Maximum Power Point Tracking ) is proposed. This simple boost converter is constituted by typical parts ( a reactance, a semiconductor switch and a capacitor ), a transformer and a triangle wave oscillator. The characteristics of the proposed boost converter are confirmed by the LTSpice simulation.
著者
和崎 浩幸 丸山 真佐夫 齋藤 康之 倉持 憲司
出版者
木更津工業高等専門学校
雑誌
木更津工業高等専門学校紀要 (ISSN:2188921X)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.7-12, 2009-01

In this paper, a micro-computer development system for H8/3052F is presented. This system includes some development tools: cross-assembler, cross-C compiler, cross-debugger, standard libraries, start-up routine, scripts for linking and S-format down-loader. This system is currently used in subjects of computer science laboratory.
著者
橘高 眞一郎
出版者
木更津工業高等専門学校
雑誌
木更津工業高等専門学校紀要 (ISSN:2188921X)
巻号頁・発行日
vol.33, pp.107-114, 2000-01
被引用文献数
2

Picture dictionaries are thought to be only for children. With their beautiful and colorful pictures, they can tell children many things around their world in simple, plain and vivid English. They help children of native speakers of English learn how to use and spell words of their mother tongue in their lives. I believe what is useful to children can also be useful to students learning English as foreign language. Not ignoring picture dictionaries as materials only for children, we should think about their usefulness as materials for learning vocabulary. In this paper, I put focus on expressive adjectives in picture dictionaries because we use them most to express our feeling toward things, events and people around us. It is adjectives that are most expressive and helpful in expressing our feeling and emotion, which might be a staring point of improving our students' communicative competence. What I wish to show here is picture dictionaries for primary school children include more expressive adjectives than word lists for students learning English as foreign language and could be of more help to our students who are in most cases too shy to say anything about their feeling.
著者
山本 長紀
出版者
木更津工業高等専門学校
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2017-04-01

本研究課題である「高専における語彙学習を促進するタスクベースカリキュラムの開発」を目的とし、平成29年度は「タスクの理論的枠組の提唱」を目標に文献研究や国内外の調査を行った。語彙学習に関しては、瀬川・山本・岩崎・荒木・小澤(2018)などの実証研究を行った。タスクの理論的枠組みに関しては、藤田(2017)や杉浦(2009)のように高専におけるニーズ分析を行う必要性を本研究に組み込むことを確認し、次年度実施するよう計画している。当初計画に加えて研究推進のための手法が増えたものの、本研究は概ね順調に進行している。
著者
山下 哲
出版者
木更津工業高等専門学校
雑誌
木更津工業高等専門学校紀要 (ISSN:2188921X)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.41-44, 2002-01

「グラフ」とは、数個の「頂点」と数本の「辺」(2頂点を端点とする線分)から成る図形のことである。グラフを平面上に描いた図のうちで、自己交差がない図を「平面グラフ」と呼ぶ。一般に、頂点の個数に比べて辺の本数が多過ぎるグラフは平面グラフをもたない。平面グラフをもつグラフを「平面的グラフ」と呼ぶ。各辺の図が直線分である平面グラフを「直線的平面グラフ」と呼ぶ。1948年にFaryは次の定理を証明した:「任意の平面的グラフの任意の平面グラフは、直線的平面グラフに平面上で辺を交差させることなく変形できる。」 グラフを平面上に描いた図の中で、曲線分と一致する部分をそのグラフの「道」と呼ぶ。道は、ちょうど1本の辺に接続している頂点を2個だけもち、その他の頂点はちょうど2本の辺と接続している部分グラフである。Faryの定理を拡張して、次の問題が考えられる:「任意の平面的グラフと任意の数本の道に対して、その平面的グラフの任意の平面グラフが、それら数本の道がすべて直線分である直線的平面グラフに平面上で辺を交差させることなく変形できるための必要十分条件を求めよ。」 グラフを平面上に描いた図の中で、閉曲線と一致する部分をそのグラフの「閉路」と呼ぶ。閉路は、すべての頂点がちょうど2本の辺と接続している部分グラフである。閉路を含まない連結グラフを「木」と呼ぶ。木は平面的グラフである。上述のFaryの定理の拡張問題を一般の平面的グラフについて解決することは難しい。本論文では、木についてFaryの定理の拡張問題を解決した。
著者
伊藤 裕一 小川 登志男 田中 智基 佐藤 景一
出版者
木更津工業高等専門学校
雑誌
木更津工業高等専門学校紀要 (ISSN:2188921X)
巻号頁・発行日
vol.49, pp.1-6, 2016-01-29

We have developed the creating and manufacturing contents for elementary school students to convey the attractiveness of mechanical engineering. In last year, we have developed the content related to fluid dynamics. The participants made a special model glider which was like "winged seed". In this year, we have developed the content using shape memory alloy. We demonstrated the unique properties of the shape memory alloy and then the participants made the strap of the shape memory alloy in the content.
著者
丸岡 邦明
出版者
木更津工業高等専門学校
雑誌
木更津工業高等専門学校紀要 (ISSN:2188921X)
巻号頁・発行日
vol.45, pp.1-10, 2012-03

We sometimes meet students who say "I do not know what I want to do." How to guide them was discussed. The confusion of confidence in ability with confidence in existence makes students misunderstand that career development is not important. We should encourage students in their confidence in existence, but we must make them face with realism of their ability. Personal life design can not be managed by objectives such as enterprise activities, because a life is affected by too many factors beyond human knowledge. Students should keep making daily efforts towards such a short range goal as several years. And they are recommended to imagine occasionally a dream of long future. Two factors are important for students to find well a short range goal. One is appropriate proceeding of hierarchy of needs, and the other is the awareness of one's own emotion.