著者
竹内 将俊 田村 正人
出版者
家屋害虫研究会
雑誌
家屋害虫
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.122-126, 1993

1)東京都世田谷区の大学キャンパス内で,チャコウラナメクジの発生経過と日周活動について野外調査を行った。2)発生量は,大型個体,小型個体とも5,6月が最も多く,夏期にはほとんど出現しなかった。また,大型個体は冬期にも活動し,産卵も認められた。3)活動時刻は日没から明け方まで続き,湿度が高い時は活動時刻に明瞭なピークはなかった。4)家屋への侵入と関連して,建造物の壁面や樹木の幹を這っていた個体の割合は季節的には春期と秋期に多く,時間的には終夜観察された。

言及状況

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チャコウラナメクジの寿命は約1年と言われています。 晩秋から春に産卵し秋には成体となり、産卵後に死亡すると 報告されています。 ただあまり研究されておらず少ない研究と観察からの 報告なので詳しいことはわかってないようです。 チャコウラナメクジの季節消長を調べた調査では 4cm以上の大型個体、4cm以下の小型個体とも 1年中見つかっていることから2年近く生きるものも いるかも知れませ ...

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