著者
得丸 公明
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IT, 情報理論 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.137, pp.67-72, 2010-07-15
被引用文献数
2

地球環境問題がなぜ起きたのか探究した筆者は,人類,文明,言語の起源を訪ねて,最古の現生人類遺跡として知られる南アフリカ・クラシーズ河口洞窟を訪問した.あまりに快適な居住環境は,そこが人類誕生の地であることを思わせた.東アフリカの地下トンネル中で生活するハダカデバネズミの音声通信とヒトの話し言葉を比較し,符号語の数が3〜4桁も異なることを考究し,この違いはヒト言語のデジタル性にあると思った.情報理論や分子生物学の研究成果を参照した結果,ヒト話し言葉の背後には誰もまだ概念化できていないデジタル原理があり,それがオートマトンとして言語システムを駆動していると思った.

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『符号化理論の言語学への適用 : 話し言葉は自己増殖オートマトンであり, デジタル原理によって駆動されている(デジタル言語学)-ジョン・フォン・ノイマンに捧ぐ』 https://t.co/9GcnND7D8G
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