著者
松尾 龍平 北岡 明佳
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. HIP, ヒューマン情報処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.279, pp.21-23, 2010-11-06

「股のぞき」が視覚的特性に変容を与えるということは古くから観測されているが,あまり多くの検討はなされていない.本研究では空間知覚に股のぞきの影響をうける要素について探索を行う.注目する変数として形の恒常性と幾何学的錯視の錯視量を取り上げ検討した.実験1では,刺激図形を正立,股のぞきの2条件で図形を通常または反転して提示した.このとき特定角度において股のぞきによる主効果と股のぞきと図形反転の間に相互作用が確認された.実験2ではミュラー・リヤー錯視を正立,股のぞきの条件で提示し錯視量の変化を測定した.その結果,股のぞき条件では正立条件よりも有意に錯視量が増加した.

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CiNii 論文 - 股のぞきにおける知覚の変容の解析:https://t.co/CxG998fBKG
CiNii 論文 -  股のぞきにおける知覚の変容の解析(実・仮想空間の知覚・認知,一般) http://t.co/85dnpr3WPg #CiNii 2010年『電子情報通信学会技術研究報告』。 「股のぞきが視覚的特性に変容を与えるということは古くから観測されている」とのこと。

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