著者
飯野 勝則
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.61, no.9, pp.355-360, 2011-09-01

佛教大学図書館は,2011年4月に「ディスカバリーサービス」であるSummonを日本で初めて導入した。だが,その能力を十分に発揮するためには,図書館で従来から利用されてきたOPACやリンクリゾルバとの連携が欠かせない。とはいえ,OPAC連携においては,削除レコードや通信プロトコルの問題など,日本の図書館システム特有の課題も存在する。一方,リンクリゾルバは,Summon上の論文メタデータから図書館の紙媒体の雑誌への誘導をシームレスに行うことを可能にし,またハーベストを行えない非連携サイトへの誘導すら可能にすることから,再度着目すべきツールとなった。今後はSummonの日本語コンテンツの強化とともに,リンクリゾルバの機能強化が課題になるだろう。

言及状況

レファレンス協同データベース (1 libraries, 1 posts)

「ディスカバリ・インターフェース(次世代OPAC)の実装と今後の展望」を見たい。

はてなブックマーク (4 users, 5 posts)

[システム][目録-電子]
[図書館][Discovery*][Summon][SerialsSolutions][OPAC][LinkResolver] 「5.2 リンクリゾルバの機能強化」の部分が気になるところ。
[図書館][Summon][Discovery*]
結構「ぶっそうな論文」だと思うの.

Twitter (2 users, 2 posts, 1 favorites)

図書館webの検索システムこれみたい。http://t.co/JmpbtivQqp 日本での先行導入事例は佛教大学 http://t.co/umtT9nO8Ag
結構「ぶっそうな論文」だと思うの. / “CiNii 論文 -  佛教大学図書館におけるSummonの導入--ディスカバリーサービスとシステム連携 (特集 統合検索)” http://t.co/ePu7dTW9

収集済み URL リスト