著者
高藤 真弓 野中 猛
出版者
日本福祉大学
雑誌
日本福祉大学社会福祉論集 (ISSN:1345174X)
巻号頁・発行日
no.126, pp.15-33, 2012-03-31

近年のケアマネジメント実践現場においては, 複雑多様化する対象者のニーズに応えるために, 介護支援専門員は多職種との連携や危機介入という高度なケアマネジメント技術が求められるようになっている. そこで本稿では, 日本福祉大学ケアマネジメント技術研究会の実践事例を通して, ネットワーク構築のプロセスを分析し, ネットワーキングの効果と具体的な方法を提示した.ネットワーキングには, ケアマネジメント実践力の向上と業務に対する動機付けという介護支援専門員の資質向上と, 社会資源開発の可能性につながる効果があり, 長期的には対象者への間接的な支援へと発展していると考えられる.

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CiNii ケアマネジメントにおけるネットワーキングの意義 : 研究会方式による実践事例を通して http://t.co/frq6aHYj

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