著者
宮島 幸子 Sachiko MIYAJIMA 京都文教短期大学非常勤 Kyoto Bunkyo Junior College
出版者
京都文教短期大学
雑誌
京都文教短期大学研究紀要 = The Kenkyu kiyo (ISSN:03895467)
巻号頁・発行日
vol.51, pp.101-108, 2012-01-01

校歌はコミュニティ・ソングとして学校行事などでうたわれている。しかし、外国には日本でいう校歌に相当する歌はないようである。したがって日本独自の文化といえる校歌がなぜ誕生し、人々にどんな役割を果たしているのだろうか。校歌を歌うこと、校歌を思い出すことにどんな意味を見出すことができるのだろうか。校歌のルーツを辿りながらそこに内在するアイデンティティの形成について考察した。

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日本独自の文化ともいえる校歌 = 学校独自の「オリジナリティーあふれる音楽」を何度も歌うことで、帰属意識を養いつつも、未来から見ると"自分の原点"である故郷を思い出す触媒になるため、結果的にアイデンティティ形成に影響を与えているのではないか、という面白い論文。 https://t.co/G6bjZwakz7

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