著者
金井 嘉宏 笹川 智子 陳 峻雲 嶋田 洋徳 坂野 雄二
出版者
一般社団法人日本認知・行動療法学会
雑誌
行動療法研究 (ISSN:09106529)
巻号頁・発行日
vol.33, no.2, pp.97-110, 2007-09-30
被引用文献数
1

本研究の目的は、他者のあいまいな行動に対する解釈バイアスの観点から社会不安障害と対人恐怖症を比較することであった。実験参加者を抽出するために、592名の大学生が他者からの否定的評価に対する社会的不安測定尺度(FNE)と対人恐怖症尺度(TKS)に回答することを求められた。カットオフ得点を満たした大学生40名が解釈バイアスについて調べるためのスピーチ課題を行った。FNE得点とTKS得点が高い群は14名、 FNE得点は高いがTKS得点が低い群は7名、 FNE得点は低いがTKS得点が高い群は3名、FNE得点とTKS得点が低い群は13名であった。スピーチ課題中、聞き手は予備調査によって抽出されたあいまいな行動を行った。その結果、社会不安障害傾向と対人恐怖症傾向がともに高い者は低い者に比べて、あいまいな行動を否定的に解釈していたが、社会不安障害と対人恐怖症に違いはみられなかった。

言及状況

Twitter (2 users, 2 posts, 0 favorites)

社会不安障害傾向者と対人恐怖症傾向者における他者のあいまいな行動に対する解釈バイアス(原著) [in Japanese] | Articles-Interpretation Bias for Other People's Ambiguous Behavior by Individuals Likely to Have Social Anxiety Disorder or Taijin Kyofusho https://t.co/neOcuXO9LD #CiNii
「社会不安障害傾向者と対人恐怖症傾向者における他者のあいまいな行動に対する解釈Bias」という論文の約半頁を読んだ。原著。 http://t.co/HnWnSDvjR7

収集済み URL リスト