著者
浅井 和行 久保田 賢一 黒上 晴夫
出版者
日本教育メディア学会
雑誌
教育メディア研究 (ISSN:13409352)
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.35-49, 2009-03-31

メディア・リテラシー教育の重要性は,近年幅広く認識されつつあるが,実践の広がりや定着の度合いは,十分であるとはいえない。メディア・リテラシー教育を公教育の中にカリキュラムとして正式に位置づけ,実践を行っているイギリスとカナダ,そしてオーストラリアのメディア・リテラシー教育カリキュラムを比較し,日本のメディア・リテラシー教育を改善するための留意点を検討した。その結果,日本におけるメディア・リテラシー教育のカリキュラムは,(1)長期的なもの(2)批判的思考について系統的に教えるもの,(3)教科横断的なもの,という3つの留意点をもとに考案すべきものであることが分かった。また,実際の教育を実践していくにあたっては,教員養成や教員研修においてメディア・リテラシー教育をとりあげていくことも大切であることが確認できた。

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@yamatogokorous 日本の学校でもメディアリテラシーを必須科目の一つとして取り入れるべきじゃな ただし、日×組出身などの偏った思想の教員を徹底的に排除したうえでやらないとなんにもならん
カナダは隣国アメリカからの影響を受けるのを危惧して世界でも有数のリテラシー教育を行っているらしい。 / CiNii 論文 -  イギリス・カナダ・オーストラリアにおけるメディア・リテラシー教育カリキュラムの比較研究 http://t.co/4DD62ADupr #CiNii

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