著者
塚本 栄美子
出版者
佛教大学歴史学部
雑誌
歴史学部論集 (ISSN:21854203)
巻号頁・発行日
no.4, pp.41-62, 2014-03

宗教改革やその後の宗派化のプロセスを通じて、自身や家族のために追悼説教パンフレットを作成する慣習が、王や諸侯たちの間ばかりでなく、より階層の低い貴族や領主層、ブルジョワ階層や裕福な手工業者たちにも広がっていった。とりわけルター派地域に浸透するが、改革派やカトリックの人びとの間でも認められ、近世ならではの慣習として注目される。本稿では、わが国であまり紹介されてこなかった当該史料の具体例を検討し、その史料的価値を考察する。近世ドイツ追悼説教パンフレットブランデンブルク・プロイセン

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CiNii 論文 -  近世ドイツにおける「紙の記念碑」 : ブランデンブルク・プロイセンのある軍人 http://t.co/d35W679sPt #CiNii

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