著者
藤井 久美子 大野 佳美 笠井 八重子
出版者
学校法人山陽学園 山陽学園大学・山陽学園短期大学
雑誌
山陽論叢 (ISSN:13410350)
巻号頁・発行日
vol.22, pp.111-125, 2016

女子大学生の食生活および野菜摂取の状況について岡山県の大学・短大、兵庫県の大学・短大でアンケート調査を行った。日常の食事作り担当者は母親が最も多かった。食事の重視点では1〜2割の者が野菜摂取を回答し、偏食で食べないものは野菜類、魚介類などであった。朝食における野菜摂取は食べない者が最も多かったが、朝食の米飯摂取が多かった岡山の大学では朝食で毎日野菜摂取する比率が他に比べて高かった。よく食べる野菜の上位はたまねぎ、にんじん、キャベツであり、よく食べる調理法は炒め物、サラダ・生野菜が中心であった。特にサラダ・生野菜で食べる野菜はその他の調理法が乏しい状況であった。よく食べる野菜種類数およびよく食べる野菜の調理法数と、1日の野菜摂取数との間には有意な正の相関があり、また体調有訴数との間には負の相関傾向があった。これらの結果から、健康な食生活実践力育成に向けて、摂取野菜の種類とともに調理法についても多様な知識とスキルを繰り返し習得させていく方策が必要であると考えられた。

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こんな論文どうですか? 女子学生の食生活および野菜摂取状況(藤井 久美子ほか),2016 https://t.co/xDv2MxWU7v 女子大学生の食生活および野菜摂取の状況について岡山県の大学・短大、兵庫県の大学・短大でアンケート調査を行った。…
調理法を知ってると野菜摂取も増える傾向 "健康な食生活実践力育成に向けて,摂取野菜の種類とともに調理法についても多様な知識とスキルが必要であると考えられた" 女子学生の食生活および野菜摂取状況 https://t.co/QRgFMEV717

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