- 著者
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宇野 民幸
- 出版者
- 愛知教育大学
- 雑誌
- 教養と教育
- 巻号頁・発行日
- vol.11, pp.23-30, 2011-09
算数および数学の考え方は、ほとんどすべての大学入学生が、初等・中等教育において意味や計算をとおして多くを学んできているといえる。しかし、その考え方は、学んだ割には日常において活用することはあまりなく、自ら考えたり、また計算したりする必要性もそれほど感じていないであろう。そこで、これまでの数学や算数の考え方を、それぞれが持続していくことの意義を実感してもらえるように望み、実践をしている授業の考察案を紹介したい。