著者
宇野 民幸
出版者
愛知教育大学数学教育講座
雑誌
イプシロン (ISSN:0289145X)
巻号頁・発行日
vol.49, pp.21-26, 2007-12-08
著者
宇野 民幸
出版者
名古屋学院大学教職センター
雑誌
名古屋学院大学教職センター年報 = THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU KYOSHOKU CENTER NENPOU; The Annual Report of the Center of Teacher Training Course (ISSN:24326569)
巻号頁・発行日
no.1, pp.57-67, 2017-02-28

虫の視座で数を理解すると,はたしてどのようなことになるのか。特に虫のなかでも,「昆虫」の世界において考えると,その足の数は6本であるため,人間がふつう数を表現している十進法ではなく,自然と「6進法」による位取りをおこなっていると考えられる。初等教育や幼児教育に携わることを志望している学生にそのような導入をして,就学前から小学生になる段階で学ぶ「位取り」の原理について,子どもにとっては何が難しく,また,面白くあるポイントであるのか,身をもって感じて意識してもらうために試みている実践研究について,ここで紹介する。
著者
宇野 民幸
出版者
愛知教育大学
雑誌
教養と教育
巻号頁・発行日
vol.11, pp.23-30, 2011-09

算数および数学の考え方は、ほとんどすべての大学入学生が、初等・中等教育において意味や計算をとおして多くを学んできているといえる。しかし、その考え方は、学んだ割には日常において活用することはあまりなく、自ら考えたり、また計算したりする必要性もそれほど感じていないであろう。そこで、これまでの数学や算数の考え方を、それぞれが持続していくことの意義を実感してもらえるように望み、実践をしている授業の考察案を紹介したい。