著者
藤岡 秀樹
出版者
京都教育大学附属教育実践総合センター
雑誌
教育実践研究紀要 (ISSN:13464604)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.183-192, 2010-03

最初に,学校心理学の特徴について, ①隣接領域との異同, ②3つの援助サービス, ③4つの援助領域-の3点を論じた。次に,心理教育的援助サービスの技法とチーム援助について具体例を挙げて紹介した。そして,予防的・開発的教育相談及び予防的・開発的生徒指導について,各々治療的教育相談と治療的生徒指導と対比させて論じた。最後に,最近の文部科学省の教育相談や生徒指導の取り組みを紹介しながら,学校心理士と臨床心理士とスクールソーシャルワーカーとの協働・連携について考察した。

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@psytanutanu @guriko_ @neko7henge 臨床心理士は特別支援教育に関する取り組みや理解度は弱く,学習面や進路面の支援もしないため,学校心理士等の「準ずる者」がこれらの部分をカバーすることになるだろう。 http://t.co/oSrLL2lJjs
@psytanutanu @guriko_ @neko7henge この「準ずる者」の積極的活用という点は,予防的・開発的視点に立った教育相談や生徒指導ができるスクールカウンセラーへの期待が背景にあるものと思われる。 http://t.co/oSrLL2lJjs

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