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IR
学術用語におけるラテン語の影響についての研究
著者
平井 美津子
Mitsuko HIRAI
出版者
長崎国際大学
雑誌
長崎国際大学論叢
(
ISSN:13464094
)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.1-9, 2013
ラテン語は現在、死語といわれている。しかし今も英語、特に自然科学分野の書物や文献の中で生き続けている。英語の多くは古典語、すなわち古典ギリシャ語やラテン語に由来しているといわれている。今回、まずラテン語の歴史および学術用語の構造について概説した。そして、自然科学分野の英単語に多く残っているラテン語由来の英語の不規則な複数形を取り上げ、英語への導入年代を調べた。その結果、多くの不規則な複数形は、ラテン語の主格名詞の複数由来で、16~17世紀に英語に導入されたものであることがわかった。18世紀には英語の文法が確立し、国際語として英語が拡大するのに伴い、ラテン語の影響力は衰えていった。
言及状況
変動(ピーク前後)
変動(月別)
分布
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(1 users, 1 posts)
"言語によって表記の仕方が変わったり、別名があっては統一性を欠くことになる。この統一性の点からも、死語で変化しないラテン語の規則性が必要となる。" →「学術用語におけるラテン語の影響についての研究」
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@santohei 書かれたプリンキピア(初版1687、第3版1726)で、約300年前ですから、学術でラテン語が広く使われていたのは、そう昔の話ではないのですよね。 下の論文では18世紀では英語が〜、となっていますので、それを信じれば17世紀のその辺りが転換期だったのかも。 https://t.co/tmGY0iWc7U
収集済み URL リスト
https://ci.nii.ac.jp/naid/120005578685
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