著者
越智 敏夫
出版者
新潟国際情報大学国際学部
雑誌
新潟国際情報大学国際学部紀要 = NUIS journal of intenational studies (ISSN:21895864)
巻号頁・発行日
no.1, pp.75-88, 2016-04

第一次世界大戦から第二次世界大戦にいたる時期、いわゆる「大戦間期」において日本の政治学は特異な発展を遂げたといえる。それは大正デモクラシーから始まり、天皇制ファシズムと超国家主義の勃興へといたる時期である。この現実政治と政治学的認識の同時的展開はどのように呼応していたのか。戦後政治学はこうした経験に対する「悔恨共同体」として始まったと丸山眞男は述べ、政治理論の有意性と科学性に関する論文によって戦後日本の民主化に深く関わった。その丸山の論考に対する高畠通敏の批判と継承の両面について検討する。その作業によって政治理論の現実政治に対する有効性の観念について考察し、戦後民主主義の理念的特性に関する議論を展開した。

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@nozomuyama 越智「政治理論における〈有効性〉―高畠通敏と戦後日本 」(2016) https://t.co/GorY2roHl5
【備忘】越智敏夫(2016)「政治理論における〈有効性〉ー高畠通敏と戦後日本ー」, 『新潟国際情報大学国際学部紀要』(1), pp.75-88 https://t.co/eujE1xORwW

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