著者
中田 幸司
雑誌
玉川大学文学部紀要 (ISSN:02868903)
巻号頁・発行日
no.59, pp.90-102, 2019-03-31

『枕草子』「うつくしきもの」に言語学のレトリックである列叙法を応用し、〈題目〉と〈項目〉のかかわりと、〈項目〉の機能について論じた。また、現行の高等学校古典教育において問われる「共通性」の読み取りには大切な前提が見落とされていることを提起し、多様化社会における古典教育に資する新たな〈読みのベクトル〉の必要性を示した。

言及状況

Twitter (3 users, 3 posts, 5 favorites)

中田 幸司 -  『枕草子』「うつくしきもの」の〈落とし穴〉―類聚的章段の〈読みのベクトル〉― https://t.co/oeOFEuWvzv

収集済み URL リスト