著者
南 学 Minami Manabu
出版者
三重大学教養教育院
雑誌
三重大学教養教育院研究紀要 = Bulletin of the college of liberal arts and sciences, Mie University
巻号頁・発行日
no.4, pp.53-59, 2019-03-30

本研究では、現代の若者がもつ幸福観との関連から生活満足度と協調的幸福感を測定することを目的として検討を行った。結果は、幸福観によって若者を3 群に分けたところ、生活満足度と協調的幸福感において「現状満足群」はほとんどの因子で低く、「全追求群」が高い評価となっていた。これらの結果から、古市(2011;2013)が提唱した若者の価値観の傾向と幸福感を結びつけた解釈は実証的根拠に乏しいことが示唆された。

言及状況

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アブストで名指し批判してるの初めてみた CiNii 論文 -  現代の若者の価値観と主観的幸福感の検討(2) ―生活満足度と協調的幸福感を用いて― https://t.co/f6tVQBtrfp #CiNii

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