著者
後藤 昌弘 村上 譲
出版者
japan association of food preservation scientists
雑誌
日本食品低温保蔵学会誌 (ISSN:09147675)
巻号頁・発行日
vol.20, no.4, pp.193-196, 1994

ベゴニアを食用花として収穫し, 2℃と20℃に保存した場合, 両温度区とも貯蔵2日では花の色 (品種) によって鮮度指数の低下が異なり, 赤花 (パーシティレッド), ピンク花 (フィナーレ) よりも, 白花 (パーシティホワイト) で大きかった。しかし, その後はどの花色も同様に指数が低下し, 商品性は2℃で約7日, 20℃で約3日保持された。この鮮度の低下は主として萎凋と花弁の変色によるもので, 萎凋はハーブ類よりも少ない重量減少で激しい症状がみられた。また, 花弁の変色は周辺部から起こることがわかった。<BR>花を手づみした場合とはさみで摘み取った場合, 両温度区とも手づみの鮮度の低下が速かった。<BR>以上の結果から,ベゴニアを食用花として収穫し,貯蔵する場合には,はさみで丁寧に摘み取り,低温に保存することが望ましいと思われた。

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こんな論文どうですか? 食用花としてのベゴニアの品質保持について(後藤 昌弘ほか),1994 https://t.co/kgDzC3l4rK ベゴニアを食用花として収穫し, 2℃と20℃に保存した場合, 両温度区とも貯蔵2日では花の色 (品種) に…
こんな論文どうですか? 食用花としてのベゴニアの品質保持について(後藤 昌弘ほか),1994 https://t.co/kgDzC3l4rK
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