著者
八津川 洋一 飯田 華子 永田 和子 宮本 雅史 松田 高博 伊藤 裕信 中村 宗知 藤田 和弘
出版者
[日本食品衛生学会]
雑誌
食品衛生学雑誌 (ISSN:00156426)
巻号頁・発行日
vol.52, no.5, pp.287-293, 2011
被引用文献数
2

セレウス菌嘔吐毒であるセレウリドのLC-MS/MSによる分析法を開発した.試料にはチャーハン,焼きそば,小豆あんおよび乳児用粉ミルクを用い,メタノールで抽出後,Oasis HLBカートリッジにより精製し,試験溶液とした.LC-MS/MSの移動相にはギ酸アンモニウム含有のギ酸溶液およびメタノールの混液を採用し,ESI(+)で測定した.開発した分析法の性能評価を実施したところ,すべての試料において真度70%以上,併行・室内精度10%以下の結果が得られた.なお,定量限界は1 μg/kg以下と見積もられた.

言及状況

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こんな論文どうですか? LC-MS/MSによる穀物加工食品および粉ミルク中のセレウリドの分析法(八津川 洋一ほか),2011 http://t.co/zVHM5bCe7j

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