著者
時実 象一 小出 直輝
出版者
Japan Society of Information and Knowledge
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.71-76, 2012

文庫本などシリーズで長期間にわたって刊行されている書籍を対象にレイアウトがどのように変化してきたかを調査した. 愛知大学豊橋図書館が所蔵する19種類の文庫本等 (新書含む) の文字サイズ, 字間, 行間はほぼ同一であった. 「岩波文庫」の面積あたりの文字数は2007 年前後に低下した. 村上春樹著「ノルウェイの森」(講談社) では, 単行本版は行間・余白が最も広く, したがって文字密度が最も低い. 電子書籍では, Kinoppy (iPad, HTC), i文庫 (iPad-ゴシック体, HTC), はこの字間/行間の比率はほぼ同一であったが, i文庫 (iPad-明朝体), GARAPAGOS (HTC) は字間が行間に比べて広めであった.

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文庫本などシリーズで長期間にわたって刊行されている書籍を対象にレイアウトがどのよ うに変化してきたか。電子書籍についても調査。2012年の論文。
文庫本などシリーズで長期間にわたって刊行されている書籍を対象にレイアウトがどのよ うに変化してきたか。電子書籍についても調査。2012年の論文。

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文庫本などシリーズで長期間にわたって刊行されている書籍を対象にレイアウトがどのよ うに変化してきたか。電子書籍についても調査。2012年の論文。 / “CiNii 論文 -  書籍組版レイアウトの比較検討” http://t.co/f3RRLbXc2J

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