著者
大原 美保 川崎 昭如 近藤 伸也 田中 淳
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.64, no.4, pp.553-556, 2012

近年,災害情報の伝達手段の一つとして,携帯電話のエリアメールによる情報伝達が普及しつつある.2011年9月に台風12号が通過した際,香川県内ではエリアメールによる住民向けの避難情報の伝達が行われた.本研究ではこの事例に着目し,住民アンケート調査に基づいて情報伝達・受容の実態調査を行った.住民にとってはエリアメールによる災害・避難情報を初めて受け取る機会であったが,否定的な意見は少なく,効果に期待する声が多かった.一方,避難の必要性を伝える文面については課題も見られ,今後の情報発信への示唆が得られた.[本要旨はPDFには含まれない]

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こんな論文どうですか? 2011年9月台風12号豪雨災害でのエリアメールによる情報伝達状況の調査:-香川県三木町での調査速報-(大原 美保ほか),2012 https://t.co/e05Rq3UXJo
こんな論文どうですか? 2011年9月台風12号豪雨災害でのエリアメールによる情報伝達状況の調査(大原 美保ほか),2012 https://t.co/e05Rq3UXJo

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