著者
平野 昌繁
出版者
The Association of Japanese Geographers
雑誌
地理学評論 (ISSN:00167444)
巻号頁・発行日
vol.45, no.10, pp.703-715, 1972
被引用文献数
1 5

従順化係数と後退係数をもつ斜面発達モデルは係数の物理的意義を考えた場合にも不自然でない.これにもとづけば,平衡形は内営力と侵蝕力がバランスして生じる時間に依存しない形態として理解される.下刻作用に伴われる平衡形の生成や,その消滅過程についても同様にして検討が可能である.木曾川の先行谷を例にとり平衡形の性質を用いて係数を定めたところ,後退係数はmm/yearのオーダーとなった.

言及状況

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もしかして平衡形? だとすれば、平野昌繁の以下の論文に詳しい。 平野昌繁(1972)「平衡形の理論」地理学評論45巻10号 http://ci.nii.ac.jp/naid/130003567442 斜面形の変化の数値的な理論はこの人以降ないんじゃないかな。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E9%87%8E%E6%98%8C%E7%B9 ...

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