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投稿一覧(最新100件)
前期更新世のテフラの多くは、火山ガラスが風化してしてしまっているので、増田層よりは、上位のローム層内のテフラ層起源(アカホヤ、阿多、姶良など供給源は多い)が混入した可能性が高いと思いますが、リンクのレジュメには、増田層内に4つの火砕流堆積物が存在し、その屈折率を測定したという記述が出てきます。詳細がかかれていなのでどの鉱物の屈折率を測定したかわかりませんが、通常は火山ガラスが使われますから、増田層 ...
日本の残雪の多くは、日本海側にみられます。
これは、世界的にも特異な冬季の多雪に下人が求められます。つまり、降る雪が多いので夏に融け切らないということです。
白馬大雪渓、剣沢大雪渓、飯豊カイラギ沢などの谷筋のものは日が当たりずらいという条件が該当しますが、稜線沿いの日当たりのいい斜面にも、雪田と呼ばれる残雪地形も良く見られます。
有名なのは、鳥海山の心字雪渓で、リンクの論文の著者はずっと前か ...
何のために使うかが分かんないと何とも言えないけど、わかりやすさから言うとリンク先のグラフは見やすい。
神奈川県立生命の星・地球博物館:酸素同位体ステージとは?
http://nh.kanagawa-museum.jp/kikaku/ondanka/pdffile/wt_05v101.pdf
精度を求めるならこの論文中のグラフなど、
J-Stage:大場ほか(2007)海洋酸素同位 ...
氷河の大元は、陸上に降り積もった雪です。ですから氷期の氷床も陸地に発達して周囲に流れ出していました。海水面が低下していたとしても、ブリテン島とアイスランドの間の大西洋は陸化していませんでしたから関係はありません。
フィヨルドは、氷床から流れ出した氷河の削ったU字谷が水没したものですから、氷床の中央部から氷河の流れた方向に向いています。スカンジナビア半島は、バルト海付近に中心を持つ氷床が大西洋方向 ...
いっているのが、破局的カルデラ噴火なら、何十万年も昔、誰も記録なんてとっちゃいない。
もう少し規模の小さな噴火なら、6K前くらいにアカホヤ噴火があるが、植生が
ある程度回復するのに数百年は必要だったと思う。イエローストンはもっと広範囲に火砕流が広がるので、中心部分に植生が戻るのはもっと時間がかかる。
大隅半島における鬼界アカホヤ噴火の植生への影響
https://www.jstage. ...
もしかして平衡形?
だとすれば、平野昌繁の以下の論文に詳しい。
平野昌繁(1972)「平衡形の理論」地理学評論45巻10号
http://ci.nii.ac.jp/naid/130003567442
斜面形の変化の数値的な理論はこの人以降ないんじゃないかな。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E9%87%8E%E6%98%8C%E7%B9 ...
基本的に変わりません。
重いもの、大きいものほど近くに降下し、軽いもの、小さいものほど遠くまで飛びますが、元となるのはその時噴出したマグマであり、その元素組成は変わりません。
今世紀に入ってからの広域テフラの同定には、火山ガラスや有色鉱物の元素組成や微量元素の量によって行われるようになっており、それは、同じ火山の同じ噴火活動で出されるテフラは同じ組成をしているという大前提があってこそ可能になる ...
火山周辺は、度重なる噴火でどんどん埋められたり、逆に山体崩壊で流されたりと残らないことが多いので、降下テフラは少し離れたところ、KPもUPもプリニー噴火のテフラなので火山の東側の段丘堆積物を探せばいいです。
KPは、それこそ鹿沼・宇都宮周辺にいって、段丘崖に露頭があれば結構簡単に見つかります。東北道から商業用の採掘をしているのも見ることができます。
リンクの論文に出てくる露頭が残っていれば赤城 ...
♬木曽のなぁ~中乗りさ~ん、木曽の。。。。。。。。
白尾テフラね。
http://ci.nii.ac.jp/naid/10016622645
地形学の本とかによく出ているのでそんなもんどこにでも出てるだろう。。。。
と思ったけど、意外にないもんだね。
この論文の最初の方に落書きみたいのが出ている。イメージはつかめるのではないかと。
日本の河川のフラクタル次元について -
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=6&ved=0CDsQFj ...
箱根火山警戒レベル3への対応の妥当性。
地震回数も増え続け、水蒸気爆発の可能性が続く大涌谷ですが、先日警戒レベルが引き揚げられた時の対応が協議されました。
現在の立ち入り制限区域を半径1㎞まで広げるとのことですが、果たしてその範囲は十分に安全を担保できるでしょうか?
下記の報告、特にHk-Ow1とHK-Ow2の活動を踏まえて評価していただければ幸いです。
箱根火山大涌谷テフラ群 : 最新マグ ...
丹沢の中核部には、火山のマグマ溜りに当たると考えられる火成岩が露出しています。冷え切って上にある地層が侵食されるくらい長いあいだ活動していないということですから、火山活動が起こることは考えられません。
250万年前に丹沢から噴出したと推定されるテフラが房総半島などで見つかっていますが、それ以降に活動をしたというような形跡は見つかっていないと思います。
南関東に分布する2.5Maの広域テフラ ...
マグマが上昇して噴火すれば、冠岳ドーム形成の噴火以来3000年ですが、水蒸気爆発は12-13世紀に起こったHk-OW5が最後とされるので、水蒸気爆発があれば800-900年ぶりぐらいになるかと思います。
ちなみにこの爆発の吹き飛ばした堆積物は、現在の立ち入り禁止区域と同じくらいの範囲でしか見つかっていません。
http://ci.nii.ac.jp/els/110004798426.pdf ...
板を折り曲げて割ることを考えた時、まっさらな板はかなり力を加えないと割れませんが、表面にくぎなどで掘り込み傷を入れておけば、そこから割れ目ができて無い時より小さな力で割ることができます。
水蒸気が地表に出て爆発するのも同じことで、全く新しいルートを上昇するにはより大きな圧力が必要になるが、過去に上昇して噴火したルートがあれば、そこの方が上昇しやすくなります。
大涌谷火口は、そういった上昇しやす ...
あります。
というか、過去にありました。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaqua1957/32/5/32_5_249/_pdf
リンク先の論文の結論
「大原断層の最新活動時期は, 地層の年代測定からは150~1200年前と制約された. さらに, 歴史上の被害地震記録から西暦868年の播磨地震を引き起こした可能性が強い.
最新活動時期の1っ前の活動は, 地層の年代測定からは1500~3000年前と制約された. これにより, 最新活動時期が西暦868年の播磨地震であるとすると, 一つ前のイベントとの活動間隔は, 約400年 ...
リンク先の論文の結論
「大原断層の最新活動時期は, 地層の年代測定からは150~1200年前と制約された. さらに, 歴史上の被害地震記録から西暦868年の播磨地震を引き起こした可能性が強い.
最新活動時期の1っ前の活動は, 地層の年代測定からは1500~3000年前と制約された. これにより, 最新活動時期が西暦868年の播磨地震であるとすると, 一つ前のイベントとの活動間隔は, 約400年 ...
大台コールドロン、大峰コールドロン。
火山体はとうに侵食されて、火砕流起源の凝灰岩と火山岩類によって推測されている。
地質構造だけで推定される古いカルデラをコールドロンという。
詳しくはネットで!!
http://ci.nii.ac.jp/els/110006640412.pdf?id=ART0008654307&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=& ...
神城断層を含む糸魚川‐静岡構造線に沿った断層帯の断層はすべて横ずれ成分を含む逆断層です。
プレートによる東西圧縮を受ける東北日本弧の断層は、ほとんどが逆断層で、被害地震を起こす規模の断層はすべて逆断層だと言い切ってもいいかもしれません。たとえ横ずれ断層でも、逆断層の成分を持っています。
リンクは論文ですが、今回の震源の近くで断層をトレンチ調査した時のものです。中の断面図で逆断層であることがわか ...
無いです。
日本上空の卓越風は西風ですが、地上付近の風向きが日々変わることは常識だと思います。風向きによっては西側や南側に分布を広げることもあります。
富士山でも大沢スコリアは西側に堆積し東側には認められません。
大山の松江軽石、伊豆カワゴ平火山のテフラ、北アルプス水煙谷火山の根小屋テフラなど、多くはありませんが顕著に西に分布軸を持つ広域テフラも知られています。
https://www.j ...
正断層、逆断層ともに地盤が上下にずれるわけですから、上にずれた側と下にずれた側の間には崖や急斜面が生じます。山稜から平行に伸びた尾根を断層が切った場合は三角末端面と呼ばれる、尾根の先端が三角形の断面を示して並ぶ地形が形成されます。(リンク先図中のB)
http://chigaku.ed.gifu-u.ac.jp/chigakuhp/html/kyo/chisitsu/neodani/docs/j ...
噴火の規模によると思いますが、関西は火山灰が降る可能性は高いです。
ただ、過去の大規模噴火によるテフラは、軸が東から北東にあり、かつ幅が狭いので、関西はかすっているだけのものが多いです。
リンクは、大山倉吉軽石(DKP)についての論文で、P9に分布図が出ています。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgeography1889/88/5/88_5_31 ...
このリンク先に装飾古墳の顔料についての資料が出ています。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shikizai1937/79/5/79_203/_pdf
ベンガラと呼ばれる鉄の酸化物を多く含む赤土を使っていたようです。
空海が追い求めた水銀の化合物「辰砂」ではなかったと思います。
日本の陸上堆積のテフラは、60万年前くらいのものが限界のようです。これはテフラを載せるような堆積面が保存されるのがこのくらいの時間が限界だからです。これとて、内陸の非常に安定した環境でないと堆積面は残ってはおらず、南関東のような変動が大きな地域では30万年前くらいが限界です。
これ以上古いテフラは、水中堆積ですね。
http://ci.nii.ac.jp/naid/10004957566
...
先に回答した御殿峠礫層は、かなり風化していますが、強度に固結は進んでおらずインブりケーションなどが観察できる明らかな河川堆積層です。基盤となる上総層群とは、不整合で重なっていますから、古い時代の礫層とは区別が可能です。
上位のテフラ層を使った対比から、同じ時代の海岸線はずっと東側に南北で走っていることもわかっていますから、堆積地域が海であった可能性は少ないと言えます。
この礫層は、多摩ニュータ ...
吾妻火山は土台となっている安山岩-デイサイト系のマグマでできた成層火山と、一万年くらい前から浄土平付近を中心に活動する火山に分けられます。一切経火山や吾妻小富士火山は後者の代表です。
おもに安山岩質の溶岩を流すようですが、吾妻小富士がそれを吹き飛ばして積み重なってスコリア丘を作っているのに対し、一切経は水蒸気爆発が中心で、ほとんどテフラを出していないようです。
https://www.jsta ...
なるほど、あれは「落掘」というんですね。
仙台平野の海岸沿いで、海岸に平行する道路の陸側は、きれいに掘られて水路のようになっていてすごいなあと思っていたんだけど、洗掘ではしっくりしないなあという位深かったです。ありがとう一つ勉強になりました。
で、回答ですが、そのものの題名のものは探せませんでした。
この検索を使って、該当しそうなキーワード検索して、参考文献を手繰って、主要な図書館などの ...
あっちゃこっちゃ探したけど見つからないねえ。少なくともフリー所にはない。
これってpdfにしたの存在すんの?
載っているのが、地理評でどこの大学図書館でも入れているものだから、そこでコピーするのが早いんじゃない?
http://ci.nii.ac.jp/naid/40002450092
補
ごめん、探し方が悪かった。
ここにあった
https://www.jstage.jst.g ...
伊豆半島の基盤となる火山岩類の古地磁気の伏角から、過去もっと南に位置していたことが分かっています。
ずっと現在位置であった場合、これらの火山岩類の由来が説明できないと思うのですが。
http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/Izu/K1993.html
レジュメだけですが
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003 ...
車山ってどこにあるの???
おそらく長野だとは思うけど。
すべての人がその名前を知っているわけではないし、ありがちな名前で国内にたくさんありそう。
20万分の1地質図では、霧ヶ峰の溶岩流と同じく 70万年~170万年前の非アルカリ苦鉄質の玄武岩・安山岩らしい。
アスピーテとか呼ばれ、そこから玄武岩と言われることが多いけど、一般的には安山岩の方が多いと思われる。
後は5万分の1地質図の ...
兵庫県南部地震の時、推定断層付近では、墓石が立ったまま移動した、つまり上に上がって垂直に落ちて倒れたものや、自動車が擦り跡無しに数m移動した、つまりこれも飛び上がって移動したものが記録されています。
これは、最初の垂直の動きが地球の重力速度を超えたということです。
ですから、直下型地震に遭遇すれば電車が跳ね上って脱線という可能性を否定できないということです。
数値として記録されているだけでも ...
月の潮汐力が、地球という岩盤自体を収縮させるというのは、規模は小さいですが北九州の間欠冷泉を作り出していることが観察されています。
http://ci.nii.ac.jp/els/110003040310.pdf?id=ART0003501886&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1297652822&cp= ...
イザナギプレートもしくはクラプレートですね。
詳しくないので検索したら、以下のような関係有りそうなところが引っかかりました。
http://ci.nii.ac.jp/els/110003040080.pdf?id=ART0003501656&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1296702038&cp= ...