著者
吉沢 淑 高橋 康次郎 中村 欽一
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本釀造協會雜誌 (ISSN:0369416X)
巻号頁・発行日
vol.80, no.10, pp.682-686, 1985

新しく設定した官能評価法により, 国産ウイスキー (2級1級及び特級) 及び外国産特級ウイスキー (スコッチ) の官能検査を行い, その結果を比較するとともに官能評価値間及び成分間の単相関分析を行った。<BR>1.香りの調和及び豊かさ, 味のまろやかさ及び調和の項目は上級ウィスキーほど評価がよく, 中でも外国産特級ウイスキーの評価が高かった。<BR>2.香りの個性では, 国産ウイスキーはいずれも普通という評価であったが, 外国産特級ウイスキーはやや個性的という評価であった。<BR>3。各官能評価項目間で多くの有意な関係がみられたが, 中でも, 香りの軽さと味の濃さの項目間に, 高度に有意な負の相関関係が認められた。<BR>4.香りの個性と総酸, フェノール量, i-AmOH及びi-BuOH含量との間に高度に有意な正の相関関係が認められた。

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こんな論文どうですか? ウイスキーの官能評価 II  ウイスキーの官能評価値と成分との関係:ウイスキーの官能評価 (第2報)(吉沢 淑ほか),1985 https://t.co/aFpXSRssVH 新しく設定した官能評価法により, 国産ウイスキー…
こんな論文どうですか? ウイスキーの官能評価 II  ウイスキーの官能評価値と成分との関係:ウイスキーの官能評価 (第2報)(吉沢 淑ほか),1985 https://t.co/aFpXSRssVH

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