著者
古山 周太郎 奈良 朋彦 木村 直紀
出版者
The City Planning Institute of Japan
雑誌
都市計画論文集 (ISSN:09160647)
巻号頁・発行日
vol.47, no.3, pp.361-366, 2012

本研究では、岩手県気仙郡住田町の3か所の応急仮設住宅団地を対象に、団地で実施されているコミュニティ支援活動の実態と、入居者のコミュニティ活動の状況や活動への評価を明らかにすることを目的とした。研究方法は、仮設支援協議会の各組織が実施している活動の日誌の分析と、入居者を対象としたアンケート調査分析である。研究の結論は次の通りである。まずコミュニティ支援活動は、多数の組織の連携により実施され、目的や支援組織のかかわりかたで9つに分類できた。その活動の傾向は時期によって変化している。活動に参加した程度は年齢によって差がみられた。仮設団地でのコミュニティ支援活動は住民から一定の評価を得ており、住民同士や支援者との交流機会の提供とともに、住民に気分転換等の精神的な効果を与えていた。

言及状況

外部データベース (DOI)

はてなブックマーク (1 users, 2 posts)

[論文][住田町][仮設住宅][東日本大震災]
[論文][住田町][仮設住宅][東日本大震災]

Twitter (3 users, 3 posts, 2 favorites)

応急仮設住宅団地における協働型コミュニティ支援に関する研究:岩手県気仙郡住田町の仮設支援協議会を中心とした支援活動より https://t.co/hbSyBcOj8u
▼CiNii|応急仮設住宅団地における協働型コミュニティ支援に関する研究 :岩手県気仙郡住田町の仮設支援協議会を中心とした支援活動より http://t.co/KwCaeG6xUT ▼J-STAGE(論文PDF提供) https://t.co/oUwdSpTnAg #sumita

収集済み URL リスト