著者
松崎 浩之 村松 康行
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会 年会・大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2013, 2013

原子力発電所事故当時、住民に深刻な被ばくを引き起こす可能性の高い大量のヨウ素131(半減期8.02日)が放出されたが、半減期が短いため空間分布に関するデータが不足している。そこで本研究では、同時に放出されたヨウ素129(半減期1570万年)を測定することによってヨウ素131の沈着量を再構築することを目的とし、以下の三つの課題に取り組んだ:1)第1次調査で平成23年6月に採取された土壌試料のうちヨウ素131が測定されているものについてヨウ素129を測定し同位体比を求めること。2)第1次調査で採取された土壌のうち30km以内と線量が高い地域の試料を選び、ヨウ素129を分析し、ヨウ素131マップの精緻化を図ること。3)ヨウ素129の土壌中での深度分布や時間変化などを評価し、事故時ヨウ素131濃度マップの精度を上げると共に、ヨウ素129の環境中での長期的移行挙動に対する知見を得ること。

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[knowledge][science][学び] CiNii 論文 - 福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質の長期的影響把握手法の確立:(4)ヨウ素129を利用した放射性ヨウ素の環境中での分布と挙動の解明..
[knowledge][science][学び] CiNii 論文 - 福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質の長期的影響把握手法の確立:(4)ヨウ素129を利用した放射性ヨウ素の環境中での分布と挙動の解明..

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