著者
井隼 経子 中村 知靖
出版者
日本認知心理学会
雑誌
日本認知心理学会発表論文集
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.134, 2010

レジリエンスとは,我々が精神的な困難に対してうまく対処するのに必要な能力である。本研究では,井隼・中村 (2008) によって作成されたレジリエンスの四側面を測定する尺度に項目反応理論を適用し,識別力と境界特性値の項目パラメタから項目の詳細な検討を試みた。その結果,全体的な傾向として,項目の境界特性値に関しては中・低程度のものが多く,識別力に関しては高い項目が多かった。これらの結果に基づき,我々はレジリエンスの四側面における項目レベルの特徴について議論した。

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CiNii 論文 -  レジリエンス尺度における項目の識別力と境界特性値:段階反応モデルを用いた検討 https://t.co/s2s2SrBoIC

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