著者
漆原 和子 白坂 蕃 バルテアヌ ダン
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
日本地理学会発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.2012, 2012

ルーマニアにおけるヒツジの移牧が社会体制の変革とともにどのように変化したかについて研究結果を述べる。とりわけ2007年EU加盟後の移牧が変質してきた。夏の宿営地(2100mの準平原面)へのヒツジの移牧頭数は激減し、冬の宿営地(バナート平原)へは移動手段を貨車、トラックに頼るようになった。また、バナート平原に定住化したヒツジの移牧の頭数が増え、大型化している。1000mの準平原面の上の基地では土地荒廃は改善されつつある。またドナウデルタではヒツジは定住化し、移牧は全くおこなわれなくなった。

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こんな論文どうですか? ルーマニアにおける社会体制の変革にともなうヒツジの移牧(漆原 和子ほか),2012 https://t.co/DIczyxgz0J ルーマニアにおけるヒツジの移牧が社会体制の変革とともにどのように変化したかについて研究結果を…

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